漫画レビュー~遠藤ってば!~

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イキガミ~7巻~

※新刊レビューの決まり事をまとめているので初めてご覧になる方は是非先に目を通していただけましたら幸いです。一つだけこちらでも記載するならば、平常レビューと打って変わり、新刊レビューはネタバレありきになりますのでご注意下さい→まとめ記事

※今作を未読の方はまずは平常時のレビューに留めていただければ幸いです→イキガミ



二次元管理人イキガミ7巻、先月9/30発売しました。前巻がストーリーが動く基軸になっていたとしましたら今巻はいかがでしたでしょうか?

三次元管理人あぁ~方向性は決まったんだなって感じだったかな。名称は省略するけど国繁法の矛盾や粗を日々感じるようになった主人公の揺れ動きが前巻の久保絡みの事件にて露呈し出したのだけれど、今巻にてその流れは役所に思想監査室という職員の思想を厳格にチェックする機関が設けられることに繋がる。

二次元管理人エピソードの合間に挟まれる主人公や上司との小休止パートにてこの思想監査室が密接に関わってくることになりました。

三次元管理人意固地になるという表現は適切ではないのかも知れないけど、徹底した理想を掲げる国。それに疑問を覚え始めている主人公、この対立構図は明確になったといえるだろうね。ただし、今巻を読んだ感じではストーリーの動き自体は初期の頃に戻ってしまった感じは印象として受けた。

二次元管理人今巻では職業として生き様として写真に情熱を燃やしている青年の話とストリートダンスに情熱を傾けていた青年の話の構成でした。確かに2人とも救いの余地を残した描写でストーリーの動きに直接絡んでくるような話ではなかったかも知れません。

三次元管理人まぁ今作のテーマが24時間以内に死ぬことが決定した若者の行動理念などからもっと今を大事に生きろみたいなことも暗喩してる内容だし、そもそもまだ作者としては最期の1日のエピソードとして描きたいプロットというのがまだまだあるのかもしれない。

二次元管理人確かに一度、国繁法にメスを入れて大々的に物語りを動かし始めたらその流れをエピソードに戻すということは難しいですもんね。となるとその構想を消化しながら少しずつ本筋のストーリーを動かしていく算段なのかも知れません。まだストーリーが動く変革期の段階、という感じでしょうか。

三次元管理人ただ連載当初とは変わってきたなってのもエピソード自体として感じるかも。当初は若者当人達の最期をギリギリまで描いてまたはクライマックス感を打ち出して鬼気迫る描写を直結、読者の涙腺崩壊を刺激することを狙っていたように思うんだよね。

二次元管理人顕著でしたね、最初の頃は。

三次元管理人それが最近ではこのシステムに疑問を持つ若者の動きを見せたり、結末をあっさり語って変に散り際にこだわらなくなったと思うんだよね。

二次元管理人今巻でいえばどういった所になるんでしょうか。

三次元管理人例えば写真関連の話では写真館のおじいさんが彼の事実を病室で知ったその瞬間の余韻を描いていればもっとズシンときてたはず。ダンスの話なら予選敗退後に一緒に出場した2人に事実を告げた時の2人の心に宿る意志を表情で描いていたらもっとゾワッときたはず。けれどどちらも後日談であっさり。

二次元管理人その心は、という話ですね。

三次元管理人どうしてもパターンとしてのマンネリ感や慣れというものが読者の意識としてはあるだろうから、国繁法への疑問と脱却へのスタートラインとしてのストーリーのさじ加減を体現してるのかもと思ったね。

二次元管理人変に感動お涙にすると国繁法万歳になりかねないからってことですかね。エピソードに本ストーリーの核心をすぐ絡ませられるように徐々に通常エピソードにもギミックを入れているというような認識でしょうか。

三次元管理人端的に言えばそうなる。そういう意味で作品が変わりつつあるのは感じる。これからは国繁死を告げられた若者の命の灯火が直接主人公を通したストーリーの核心に迫るものであったり国繁法に対しての嫌疑的な目を持つ若者がいざ告げられてどう動くかとか国繁法へのアンチテーゼ要素で物語りの動きを出していって欲しいと思うばかりです。

二次元管理人となると一定の倫理観に対する言及も交えられるでしょうし、色々と白熱してきそうではあります。

三次元管理人でも実際にこの構築した世界を崩していくという方向になったら今までのエピソードと本ストーリーとの動きの兼ね合いで描写力は非常に繊細なものが問われるだろうし、それをどう魅せていってくれるのかの期待は大きい。

二次元管理人と話してきたものの、ストーリーの方向がどうなっていくかは作者のみぞ知るでして私達が推測であーでもないこーでもない言って楽しんでいるということは付け加えさせていただきたい所です。あくまで憶測込みで語ることを見てもらい楽しんでもらうのがこちらの目的ですしね。

三次元管理人そうね、ある種レビュアーの妄想垂れ流しにしか過ぎないわけです(笑)

二次元管理人さて、物語の流ればかりに気を取られてしまいがちですがそれはこの辺りにして。話の構成面ではいかがでしたか?

三次元管理人相変わらずというかここぞのキャラの表情には魂がこもっているよね。後は台詞で太さを変えて強調させるセンスとか。エピソード自体が兼ね合いをみての過剰表現でもなくなってきたし、エピソード毎の完成度は洗練されてきているのを感じたかな。

二次元管理人なるほど。他に言及もありましたらどうぞ。

三次元管理人それはフリなのかというね。思えば故・星新一氏の短編小説「生活維持省」に似ているということで抗議が遺族から出ていた問題や映画化など昨年は色々と騒がれていた今作というのがやはり印象にはあるよね。

二次元管理人映画は映画館に見に行きましたよね。面白かったです。

三次元管理人まぁ盗作関連の問題についてはうち自体もブログの記事の盗作をされたことに端を発して記事にも書いたから関心がないわけではない。ただ今作の問題について言及すると新刊レビューの名目とは逸れるしそもそも長文乙になるからね(笑)

二次元管理人ということですので興味のある人はネットサーフィンで情報を収集しつつ考えに耽ってみてはいかがでしょうかという所に留まらさせていただきたいと思います。

三次元管理人強いて言えばって程じゃないけど日刊サイゾーというニュースブログの2008年10月のバックナンバーの記事が興味深いので興味がある人で調べるのは面倒だって人はその記事に目を通してもらいたいね。

二次元管理人あの人気ミステリ作家が徹底検証!という記事ですね。他には星新一氏の次女が運営なされている星新一氏の公式サイトにて2008年の9月にまとめとしての事の顛末が載せられています。それを踏まえて想いを巡らすのもまたという感じでしょうかね。

三次元管理人で、次巻の発売は来年の夏ということでまたしばらく間が空くことになる。あまりポンポン出る週刊誌の単行本というわけではないからこそ作品に動きを見せるのは遅いとgdgdになりかねないし、そろそろ急転直下が欲しいかなぁ。

二次元管理人それではまた次巻の新刊レビューでお会い致しましょう。



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Date:2009/10/09
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