漫画レビュー~遠藤ってば!~

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シマシマ

                汐(しお)さんを包み込む気高き人物が出てきて欲しいですね

■絆+癒し=新感覚アロマ物語■

「シマシマ」
作:山崎 紗也夏
連載:モーニング (講談社)
定価:¥ 580


ストーリー:★★★★☆

画力:★★★★☆ 

キャラクター:★★★☆☆(6巻までの構成力向上により2→3へ) 

構成力:★★★☆☆(6巻までの構成力向上により1→3へ) 

遠藤のツボ:★★★☆☆ 

                              総合:★★★☆☆(6巻までを踏まえ2→3へ)

※詳しい評価基準はこちらの採点項目をお読み下さい


~あらまし~
アロマエステのサロンを経営するオーナー、箒木汐(ほうきぎしお)。彼女の裏稼業は不眠症で悩む女性達に不眠解消を促す腕利きの添い寝相手の男達を派遣する添い寝屋の店長です。悩める子羊に今夜も一筋の安息を。これは彼女とパートナーである男性陣4人が織り成す現代社会ならではを突いた新たな可能性を秘めた癒しの物語です。

~レビュー~
ありそうでなかった(もし既存で類似作品があるようならすみませんです)添い寝屋という職業の発想とドラマ展開で新鮮な印象を受ける今作です。

作者はあの「はるか17」で有名だと思いますが、培ってきた画力などは今作において安定した絵柄を表現しています。処女作ではないということで1巻目から骨組みのしっかりした物語を楽しめるのではないでしょうか。
どちらかというと女性向けの作品であることは否めないかも知れませんが、変に媚びていない作品の空気は男性でも楽しめれるかと思います。
具体的に言い表すならば、恋愛要素に絡みやすそうなテーマを職業としてのドラマに徹底して描いているため、安易な展開になっていない懐の広さを感じるとでも言いましょうか。
なんとなく作品の概要だけ聞くと逆ハーレム物を想像してしまいがちですが、しっかりと物語としてドラマをしているので、今後の展開如何によっても良し悪しが変わってくる作品かも知れません。
現在のレビュー時点での3巻、連載が昨年の2008年ということでまだ始まったばかりの感がある今作ですが、外面ではなく内面からその魅力を伺うことが出来るような気がします。
実際に見ていきたいと思います。

注目すべきは各々の心情表現が巧みに表現されている点です。
不眠症で悩む女性達は皆それぞれが様々な原因で眠れない毎日を悩みながら過ごしています。
そんな悩める女性達が添い寝屋「ストライプ・シープ」に訪れるわけですが、ここにはある種の癒しを求めた側面もあればその先の救いともいえる側面が垣間見えます。
いわゆる癒しのレベルだけとなるとホストに通いつめる女性のような浅い図式にもなるわけですが、悩んでいる女性の心理描写は丁寧に描かれていて、派遣される男性達とのやり取りは一種の医者が患者に対する診断をしているようにも見えたりします。
そしてまた添い寝屋の面子も完璧な存在として描かれていない所が妙ではないでしょうか。
巻を追う毎に次第にチームとしてかみ合わなくなってきてしまうストライプ・シープ。
そしてまた、顧客の中には私情として男性陣を気に入って恋愛感情を持ってしまった人が現れて……。
続きは実際の作品を御覧下さい、ドラマとして引き込ます力強さを備えています。
絆の物語としても十分に楽しめる心情豊かな作品ではないでしょうか。

さて、まだまだ今後どう転んでいくか未知数でもあるわけですが、最初に述べた恋愛要素を排除している展開はこの作品の秘めたポテンシャルを感じさせてくれたりもします。
主人公でもある汐は、美人で仕事の出来るカッコイイ女性ではあるのですが、なんと彼女自身もまた不眠症に悩まされる毎日を送っているのです。
その辺りの事情は実際にお読みいただくとして、彼女もまた救済を求める1人であるのです。
そういった背景の中に存在している添い寝屋が、彼女の救済がされていくのであればどう物語として変革していくのかは注目です。
そしてまた、パートナーでもある男性陣にもまた同じことが言えます。
仕事として割り切っているメンバーではありますが、もし仕事先とも言える不眠症の女性との会合において恋に落ちるようなことがあったとしたらどうなってしまうのでしょうか。
物語として面白くなる要素をまだまだ残しての序盤戦といった印象です。
作品の惹きつけかたとして可能性を残している、今後に期待の1作と位置付けたいと思います。

個人的には添い寝屋のメンバーにして男性陣のリーダー役、まとめ役である男性がカッコよすぎてやばいです。
私自身、アーッな趣味はないですが、蘭さんになら掘られてもいえ何でもないです。

女性読者がこの作品を読んだとしたら作品の期待値は男性以上だと思いますし、私が仮に女性としてこの作品を読んでいたらオススメ度は3は堅いかも知れないかなと思います。別に差別とかそういうわけじゃなく、仮にこのパターンが男女逆だったらと考えると……ってそれじゃなんかいかがわしい作品になっちゃいますねw
そういう路線に出来ない以上は女性の元に男性を派遣するという図式は崩せないのかも知れませんし、その中で同性から見てもここまで好感を持てる男性キャラを描いていることを垣間見れば3でもいいのかも知れませんね。
もちろん今後の作品の展開如何では3~にも成りえるわけですが、これといって引き込まさせる作品の魅力の強みはあまり感じられなかったのでひとまず現時点での評価は2です。今後巻が進み又は完結になった時に今以上の良さを自分が感じ取れていた場合は追記としてわかるように評価の変更を行いたいと思います。
何にしてもこれから目が離せない1作であることは見紛う事ないでしょう。

追記:6巻の新刊レビューに伴ってある程度の評価を上方修正させていただきました。

※このレビューは3巻まで既読時のレビューになります

※新刊レビュー→6巻


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Date:2009/02/15
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